リリース開始日: 2021/7/19
リリース完了およびダウンロード可能: 2021/8/3
日本のお客様を含む地域は日本時間2021年8月3~4日頃に順次リリースを予定しています
リリース予定日は変更となる可能性があります。予めご了承ください。
リリース予定の変更など、リリースに関する重要な通知はLooker Technical Contacts 宛にメール配信されます。Lookerの管理画面よりTechnical Contactsの登録をお願い致します。
その他リリースに関する概要はこちらをご参照ください。
重要なお知らせ:
オリジナルのリリースノート(英語版)は標準のLooker documentation にて掲載されます。以下リンクよりご参照ください。
Looker 21.12 Release Highlights
Looker 21.12 Changelog
その他日本語のLookerドキュメントリスト
本スレッドへのコメントは公式には追跡されないことにご注意ください。ヘルプ・リクエストや障害報告については、新規トピックを追加いただくかLooker Help Centerからご連絡ください。
リリース・ハイライト
Enhanced Navigation - 新しいナビゲーション
グルーピングとクイック計算
マーケットプレイス自動インストール
開発モードでのPDT状態確認
NDT開発モードフィルタ
影響のある変更
その他の追加・変更・修正
“Enhanced Navigation”のラボ機能が提供されます。こちらを有効化すると、これまで画面上部にあった各種ドロップダウンメニューが画面左のパネルに統合され、共通ページとコンテンツの間の遷移をより効率的なものにします。
本ラボ機能はデフォルトではOFFとなっています。有効化する場合は、管理 > Labs から該当のトグルを有効化してください。※ 本変更はインスタンス全体に反映されますので、有効化する場合はユーザーに事前に周知をして下さい。
“開発モード” のトグルは画面左下に配置されます。
“管理” パネルは画面右上の歯車アイコンからアクセスできるようになります。
特定のディメンションの値をグルーピングするカスタムディメンションがGUIベースで作成できるようになります。また、よくあるテーブル計算がメニューから簡単に作成できるようなります。
各グループに含める値の条件をフィルターUIを使って定義できるようになります。これまで if() のネストや case 文で表現していたものの代替として使用することができます。
フィールドピッカーのメニューもしくはデータテーブル上のギアアイコンからグループの作成を選択することが可能です。
いくつかのよく利用されるテーブル計算については、”Quick Calculations”のメニューから簡単に利用できるようになりました。
上記は Custom Fields のラボ機能を有効化しているすべての環境で利用可能になります。
本機能を有効化すると、マーケットプレイス上のLooker-buildのアプリケーションが自動でインストールされるようになります。
マーケットプレイスの自動インストール (Auto Install) トグルが有効化されている場合、Lookerはマーケットプレイスのアプリケーションを自動でインストールおよびアップデートするようになります。
現時点では “API Explorer“ のみが自動インストールの対象アプリケーションとなりますが、今後対象となるLooker-buildのアプリケーションが追加されていく予定です。
プロダクションにデプロイする前に、PDTの構築が完了しているか否かを簡単に確認できるようになります。
LookML開発者 (Modeler) は、開発モードに入っている場合に、LookML IDEとPDT管理ページの両方で、トリガーベースのPDTの状態を確認できるようになります。
本機能を利用するには see_pdts のパーミッションが必要となります。
新しいLookMLパラメータ: dev_filters が導入されます。
dev_filters のLookMLパラメータは、既存の if dev, if prod パラメータと似た仕組みで動作します。
LookML開発者 (Modeler) は、上記パラメータを使用することで開発モードに入っている場合にLookML内で定義したNDTのデータセットのサイズを制限することができ、巨大なデータセットを用いたNDT定義に対するイテレーションをより速く・簡潔に実行することができるようになります。
21.12にてリリースされる既存の設定に影響を与えうる変更についてご確認ください。
Enhanced Navigation (拡張されたナビゲーション) を有効化すると、これまで画面上部にあったドロップダウンメニューが画面左のパネルに統合され、共通ページとコンテンツの間の遷移をより効率的なものにします。※ 本変更はインスタンス全体に反映されますので、有効化する場合はユーザーに事前に周知をして下さい。
Looker extension framework (エクステンション フレームワーク) は、ラボ機能ではなくGA (一般利用機能) となります。(Admin > Platform 配下で管理します。) エクステンション フレームワークはアプリケーションの開発フレームワークであり、複雑なデータアプリケーションをLooker上で構築することで開発工数を大幅に削減することが可能です。
“Add Looks to dashboards” (ダッシュボードへLookを追加) 機能がレガシー機能として提供されます(デフォルトではトグルはOFFとなっています)。本レガシー機能を有効化すると、Lookを直接ダッシュボードに追加できるようになります。ただし、本機能はv22.12 (約1年後) には利用できなくなりますのでご注意ください。
上記を有効化すると、ダッシュボードのAdd Tile から ”Save content” が選択できるようになります。
新しいフィールドピッカーがGA (一般利用機能) となります。古いフィールドピッカーはレガシー機能としてv21.16まで利用可能ですが、それ以降は利用できなくなります。
YesNo 型のフィールドは、そのフィールドがSQL filterで使われている場合に、ユーザー作成のSQLが括弧で囲まれるようになります。
“New Explore Visualizations” のラボ機能は、すべてのLookerインスタンスでデフォルトでONになります。本機能はエクスプローラとダッシュボードの間でビジュアリゼーションの見た目を統一するものになります。
HistoryとDashboardのSystem Activityエクスプローラに、新しいクイックスタートオプションが追加されました。
System Activity モデルの Role ビューの中で新しくRole List のメジャーが利用可能になりました。これはrole.nameフィールドの集約リストを提供します。
Unused Contentのページから、バルクでコンテンツをゴミ箱へ移動できるようになります。
“Improved LookML Generation” のラボ機能を有効化すると、LookMLの自動生成時に自動生成されたメジャーとインラインでの説明コメントが自動追加されるようになります。
新しいLookMLパラメータ fields_hidden_by_default を yes にすると、view内のすべてのフィールドを hide 状態にすることができます。
Aggregate awareness は、ダッシュボードフィルタがタイルに適用されている場合もそれを認識するようになりました。これにより、集約テーブルが利用可能なケースではタイルについても集約テーブルが利用されるようになります。
Value_format_name と value_format のパラメータミスマッチのエラーメッセージが改善されました。例:Invalid 'value_format'. Error: 'decimal_1' is invalid for the 'value_format' parameter. Did you mean to use the 'value_format_name' parameter?
System Activityの User エクスプローラの Sessions ビューに対して、レンダリングに使用される “ephemeral (一時的)” セッションがデフォルトで除かれるようにフィルタが適用されるようになります。これは必要に応じて session.credential_type のディメンションでフィルタすることで上書きすることができます。
System Activity エクスプローラではSQL Runner のボタンが表示されないようになります。
“ポップオーバー” もしくは “高度” に設定されている必須フィルタについて、”Any value” ではなく “Value required” と表示されるようになりました。
save_content のパーミッションを持つユーザーは、タイルをダッシュボードに追加できるようになります。
ダッシュボードのタイルからダウンロード(csv, xlsx) を行う際に、タイル名の日本語文字列がファイル名から欠落してしまう問題が修正されました。
その他の修正についてはこちらをご参照ください。
日本時間の7月22日に “Looker Summer ‘21 product announcement” として、最新のLooker製品機能のアナウンスが行われます。同内容については日本時間 8月11日に実施のウェビナー (英語) にて紹介予定の他、9月に日本のお客様向けに開催予定のCloud サミットでも紹介する予定です。詳細は追ってご案内致します。ご期待ください!
上記アナウンスにも付随して、Lookerマーケットプレイスにて “Google Analytics 4” blockが公開されました。こちらは既に皆様の環境下でもインストールいただけます。
Lookerの新しいラーニングプラットフォーム、Looker Connect へのサインアップはお済みですか?ビジネスユーザー、LookML開発者、Looker管理者それぞれの視点でラーニングジャーニーに沿って学ぶことが可能になっています。日本語へのローカライズはまだ先となりますが、是非ご活用ください!
Looker Communityでは皆様からの疑問・質問・お悩み相談・TIPs投稿等お待ちしています!
ぜひお気軽にご投稿ください!
Enhanced Navigation、モダンな感じになりそうで、楽しみです!
“Add Looks to dashboards” (ダッシュボードへLookを追加) 機能がレガシー機能として提供されます
これは困ります。?