今回のバージョンアップより、メジャーバージョンの数字として西暦が採用されます。すなわち2021年のリリースは 21.X となり、マイナーバージョン (X) についてはこれまで同様リリースの度に 2ずつ上がっていきます
データディショナリのコメント機能について、日本語 (non-UTF-8) 文字でコメントを残すとデータディクショナリにアクセスできなくなるという問題が報告されています。現時点では英語のみでのコメントとするか、問題がFixされるまでご利用をお控えください(既に日本語でコメントし、データディクショナリにアクセスできなくなってしまった場合はDCL (Chatサポート) またはCSMまでご連絡ください。(2020.2.2更新)
リリース開始日: 2021/1/20
リリース完了およびダウンロード可能: 2021/1/31
日本のお客様を含む地域は日本時間2021年1月29日〜2月2日にかけて順次リリースを予定しています。
リリース予定日は変更となる可能性があります。予めご了承ください。
リリース予定の変更など、リリースに関する重要な通知はLooker Technical Contacts 宛にメール配信されます。Lookerの管理画面よりTechnical Contactsの登録をお願い致します。
その他リリースに関する概要はこちらをご参照ください。
オリジナルのリリースノート(英語版)は標準のLooker documentation にて掲載されます。以下リンクよりご参照ください。
Looker 21.0 Release Highlights
Looker 21.0 Changelog
その他日本語のLookerドキュメントリスト
本スレッドへのコメントは公式には追跡されないことにご注意ください。ヘルプ・リクエストや障害報告については、新規トピックを追加いただくかLooker Help Centerからご連絡ください。
Lookerコンポーネントサイト
クロスフィルタリング GA
マーケットプレイスアップデート
影響のある変更
その他の追加・変更・修正
開発者は、テーマのプレビュー、コンポーネントの検索、Propテーブルが利用できるようになりました。
開発者は、Lookerコンポーネントサイトのすべてのコンポーネントサンプルに対して、テーマのプレビューが可能になりました。画面上でキー、背景、テキストの色、およびインテントとフォント値を設定できます。
開発者は、Lookerコンポーネントのドキュメントを検索できるようになりました。検索インデックスは、ページのコンテンツとページのタイトルも解析します。
特定のコンポーネントのプロパティが Propテーブルで利用できます。Propテーブルはコンポーネントインターフェイスから自動生成され、常に最新リリースに沿った最新の状態になっています。
クロスフィルタリングがLab機能ではなく、一般利用機能となります。
Lab機能からクロスフィルタリングのトグルがなくなります(デフォルトで有効状態となります)。
クロスフィルタリングはダッシュボード毎に有効化できます。(ダッシュボードメニューから [Dashboardの編集] → [フィルター] → [クロスフィルタリング] を有効化
より多くのビジュアリゼーションがサポートされます — Trellis Chart, Funnel Chart, Timeline Chart, Waterfall Chart, カスタム Viz
新しいビジュアリゼーションとLookerブロックがマーケットプレイスに登場します。
Google Chronicle セキュリティブロックでは、Chronicleのデータを元にインサイトを得ることができるようになります。
データディクショナリ (v2.0.0以降) では、ユーザーが個々のフィールドに対してコメントを残せるようになりました。
データディクショナリ上のコメントはデータディクショナリのUI上でのみ有効なもので、LookMLに変更が加えられるものではありません。またコメントの表示および作成は権限によってオンオフを切り替えることが可能です。
本コメント機能について、日本語 (non-UTF-8) 文字でコメントを残すとデータディクショナリにアクセスできなくなるという問題が報告されています。現時点では英語のみでのコメントとするか、問題がFixされるまでご利用をお控えください(既に日本語でコメントし、データディクショナリにアクセスできなくなってしまった場合はDCL (Chatサポート) またはCSMまでご連絡ください。
ヒストグラムVizがマーケットプレイスに追加されました。
21.0にてリリースされる既存の設定に影響を与えうる変更についてご確認ください:
Lookerのマネージドデータベースサービスは、21.0以降のすべてのLookerバージョンで無効化されます。この機能を有効化する必要がある場合は、Lookerの担当営業までお問い合わせください。本サービスはLooker 21.12(2021年7月リリース予定)にて完全に非推奨機能となりご利用いただけなくなります。
ダッシュボードフィルタについて、Timeframeディメンションに対する “Year to Date”のコントロールオプションが一時的に削除されます。
ダッシュボードのフィルタ編集画面について、[Location] ドロップダウンから[オーバーフロー]のオプションが削除されます。今後はフィルタをドラッグアンドドロップすることでオーバーフローに移動することが可能です。
クロスフィルタリング機能がGA (一般利用)となります。ご利用の際はダッシュボード毎に有効化してください。
エクスプローラクエリからフィールドがクリアされた場合、カスタムフィールドは削除されるのではなく、選択解除されるようになります。
[ここから探索] 等でエクスプローラを開いた場合、フィールドピッカーのタブは[使用中]タブではなく[すべてのフィールド]タブがデフォルトで開かれます。
Experimental (実験的機能) の New Query Streaming が有効化されている場合、クエリがストリーミング可能なものであれば、スケジューラは新しいクエリストリーミングの機能を使用するようになります。
レガシー機能の Revert to Legacy Dashboards がデフォルトで無効化されます。
Looker API サーバーのエンドポイント /versions に api_server_url が追加されます。エンドポイント https://my.looker.com/versions は今後認証を必要としなくなります (API4.0)
フィールドピッカーのカスタムディメンションからカスタムメジャーを作成できるようになりました。
Lab機能に Fast Value Formatting が追加されました。これを有効化することで、書式設定のパフォーマンスを大幅に向上させることができます。
Lab機能である IDE Metadata Sidebar を有効化することで利用可能になるメタデータパネルに、オブジェクトのタイプおよび名前を識別するためのサブヘッダーが入力されるようになりました。選択したオブジェクトがViewの場合、メタデータパネルは、[Base View in Explores] セクションと [Joined by Explores] セクションにデータを入力します。これにより、プロジェクトでViewがどのように使用されるかについてのコンテキストが読み取れるようになります。
管理 > Persistent Derived Table パネルで、Regenerating および Building ステータスのPDTについて、いつからPDTの作成が始まったかを示す Since の情報が追加されました。
管理 > Settings で Block Inline Embedded Images in Query Results が無効になっている場合、埋め込み画像(base64エンコード)をクエリ結果で表示することができます。
アラート設定で、チェック頻度に Minutes が追加され、より頻繁にチェックをかけられるようになりました。
ロールの管理画面に検索ボックスが設置され、ロール、モデルセット、パーミッションセットが検索可能になりました。
ホワイトラベリングが有効化されているLookerインスタンスの管理者が、プロダクトメッセージにアクセスできるようになりました。
管理 > Settings で User Specific Time Zones (ユーザー固有のタイムゾーン) を有効化すると、ユーザーはアカウントページでタイムゾーンを設定でき、Looker管理者はユーザーページでユーザーにタイムゾーンを割り当てることが可能になります。ユーザーにタイムゾーンが設定されていない場合、ユーザーのアカウントはデフォルトで Lookerのアプリケーションタイムゾーンが適用されます。
プロジェクト設定の中で、デフォルトで masterに設定されている本番ブランチを変更することが可能になります。
Amazon Redshift が aggregate awareness 機能でDistinct CountをサポートするSQLダイアレクトとなりました。
Dremio 11+ がLooker SQLダイアレクトとしてサポートされ、シンメトリック集計にも対応します。
Cloudera Impala 3.1+ および Cloudera Impala with Native Diver 3.1+ がシンメトリック集計をサポートします。
Experimental (実験的機能) であるLooker API v4 で、all_users のエンドポイントがオプションでユーザー数をリクエストできるようになります。
PDT関連エラーのトラブルシューティングのため、PDTの依存関係を可視化するためのエンドポイント /api/3.x/derived_table/graph/model/:model が公開されました。
システムアクティビティのHistoryに新しいメジャーとして Dashboard Run Count が追加されました。
SQL Runner クエリをエクスプローラクエリとマージしてダッシュボードに保存することはできなくなりました。
クイックスタートでクエリを開始した場合、ビジュアリゼーションのパネルが自動的に開かれるようになりました。
ユーザーがエクスプローラでタイムフレームディメンションを選択しているとき、フィールドピッカーの 使用中 タブで選択済のタイムフレームディメンションの日付期間を変更することが可能になりました(いちいちすべてのディメンションリストタブから選択し直す必要はありません!)
Lab機能から Download Termination Error Handling が削除されました。今後はCLIのフラグ download-termination-error-handling にて設定可能になります。
JavaScriptを使用するカスタムビジュアリゼーションでは、ロードするためにサードパーティーのCookieを有効化する必要がなくなりました。
Extensionのコードを複数のbundleファイルに分割し、ロード時間を短縮できるようになりました。
ネストされたレコードをより適切に処理するLookMLを生成するために、LookMLジェネレーターと Create View from Tableのページが改善されました。
その他の修正についてはこちらをご参照ください。