Looker 7.16 リリースノート

リリース予定スケジュール

リリース開始日: 2020/9/20
リリース完了およびダウンロード可能: 2020/9/30
日本のお客様を含む地域は日本時間2020年10月1日早朝のリリースを予定しています
リリース予定日は変更となる可能性があります。予めご了承ください

リリース予定の変更など、リリースに関する重要な通知はLooker Technical Contacts 宛にメール配信されます。Lookerの管理画面よりTechnical Contactsの登録をお願い致します。
その他リリースに関する概要はこちらをご参照ください。

過去のリリースノート
レガシー機能の終了スケジュール

重要なお知らせ:
オリジナルのリリースノート(英語版)は標準のLooker documentation にて掲載されます。以下リンクよりご参照ください。
Looker 7.16 Release Highlights
Looker 7.16 Changelog

その他日本語のLookerドキュメントリスト

本スレッドへのコメントは公式には追跡されないことにご注意ください。ヘルプ・リクエストや障害報告については、新規トピックを追加いただくかLooker Help Centerからご連絡ください。

リリース・ハイライト

アラートをSlack (Action Hub) に

アラートをSlackに送れるようになります

  • スケジュールアラートの宛先としてSlackが追加されます。

Aggregate Awareness の機能強化

  • 開発者は、Aggregate Table (集計テーブル)materialization ブロック内で次の永続パラメーターを使用できるようになりました

    • indexes, cluster_keys, partition_keys, distribution, distribution_style
  • これらの機能強化により、ユーザーは日時を要求する代わりに、フィルタの最小粒度の時間枠を検出し、その時間枠にフィルターを適用できます。

Breaking Changes (影響のある変更)

7.16にてリリースされる既存の設定に影響を与えうる変更についてご確認ください:

  • カスタムディメンションにはクロスフィルタリングが適用されなくなります。

  • ダッシュボード(ベータ)で使用されているエクスプローラに含まれないフィールドでフィルタをかけると、以下のメッセージバナーが表示されます。

    This filter was created using a filter by field outside of the Explores on this dashboard. You can modify the settings and tiles to update, but will need to create a new filter to change the field.

  • カスタムフィルタで $ {field_name} を使用してフィールドを参照すると、Liquidパラメータの {{field_name._is_filtered}}{{field_name._in_query}}true として評価されます。

  • 非表示にしているユーザー属性 (アトリビュート)の値は、マーケットプレイスのExtension設定またはマーケットプレイスのExtensionバージョンを更新する際に再入力の必要がなくなります。

  • アクセスフィルタによって参照されるユーザー属性 (アトリビュート)が以下の値となっている場合、 WHERE句は自動生成されなくなります。

    %, NULL (for String Filter [advanced] )
    >0, <=0, NULL (for Number Filter [advanced] )

  • schedule_external_look_emails の権限がないユーザーが ドメインホワイトリストに登録されていないメールアドレスを追加した場合、アラートを保存できなくなります。

  • Looker-hostedインスタンスの場合、管理パネル > General > Settings から Load Assets from CDN の設定が削除されます。お客様自身でLookerをホストされている(Customer-hostedの)場合は、起動時のフラグで --force-cdn を有効化しない限りはこの設定は削除されません。

  • Embedの設定で Remove Look navigation を有効化した場合、Embedしたエクスプローラ上で Save and Schedule (保存してスケジュール) のメニューが表示されなくなります。詳細はこちら

  • create_sso_embed_url のAPIエンドポイントは、管理用のAPIコールとしては計測されなくなり、管理アクティビティへの割り当てから除外されます。

  • 管理パネルの Persistent Derived Tables で、接続を選択するドロップダウンにはPDTが有効化されている接続のみがリストされるようになります。

  • プロダクションのPDT定義に publish_as_db_view: yes のLookMLパラメータを追加することで、再構築のためにテーブルをトリガーしたり、SQLや派生テーブルのLookMLを変更したりすることなく、ビューが作成されるようになります。

その他の追加機能

  • ダッシュボード(ベータ)のフィルタの値を設定していない場合に、スケジュール配信を保存したり、ダッシュボードを更新したりすることができないように設定できるようになります。
  • ダッシュボード(ベータ)のタイルの Explore from here (ここから探索する) オプション上で右クリックが可能になりました。これによりエクスプローラ画面を新しいタブまたはウィンドウで開くことができるようになります。

  • ダッシュボード(ベータ)のダッシュボード及びタイルが自動更新できるようになります。この設定はダッシュボードの編集モードの Settings より設定可能です。

  • アラート条件が満たされた場合に、Slack経由で通知することができるようになります。

  • ダッシュボード(ベータ) からフォルダまたはボードに戻るためのナビゲーションメニューが新たに表示されます。

    image

  • LookML IDEの検索機能が Case-Sensitive ではなくなり(大文字小文字の区別がなくなり)、入力されたワードがすべてのブランチに跨って検索されます。また特殊な記号 ( / や [ ) についても検索可能になります。

  • LookMLのマージやデプロイを妨げるGitワークフローエラーがある場合、以下の新しいエラーメッセージが表示されます

    • Git Error: Check Git Tab for info.
  • 開発者は、仮にLookMLエラーが残っている場合でも、LookMLファイルを保存できるようになります。

  • Amazon Athena でもPDTの publish_as_stable_view をサポートするようになります。

  • Extensionの開発について、もし開発用サーバーがダウンしている場合には即座に開発者に通知されるようになります。

  • Extensionが特定のURLに対して新しいウィンドウを開くよう、new_window_external_urls のパラメータを使って外部URLのリストを追加することができます。サブドメイン及びパスの指定にはワイルドカードとして「*」を使うことができます。

  • Customer-hosted (お客様自身でホストされている) Lookerインスタンスについて、JDK 11 をサポートするようになります。

その他の変更機能

  • Breaking Changes (影響のある変更)を参照ください

その他のFIX

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