Looker 6.18 リリースノート

リリース予定スケジュール

リリース開始日: August 11, 2019
リリース完了およびダウンロード可能: August 22, 2019

本スレッドへのコメントは公式には追跡されないことにご注意ください。ヘルプ・リクエストや障害報告については、新規トピックを追加いただくかLooker Help Centerからご連絡ください。

🇺🇸 Release Notes in English 🇺🇸
📚 日本語のLookerドキュメントリスト 📚

リリースハイライト

一般的な改修と機能強化に加えて、このリリースには次のカテゴリの新機能と機能改良が含まれます。詳細については以下を参照ください。

リリースへの準備

が付いている項目は、既存の機能への変更を示しているので注意が必要です。 詳細については、以下の「従来の機能の更新と機能別のセクション」を参照してください。

システム設定に関する告知

セルフ・ホストでご利用されているお客様は、🛠マークの付いている項目にご注意ください。これらは、新規リリースをご利用可能になるためにシステム設定を変更する必要があることを示しています。

ベータ及び実験的機能

以下の⚗ マークが付与されたベータ及び実験的機能 は、新規追加及び改良されています。

注目機能

インターナル・ヘルプ・リソース

貴社で用意されているヘルプ・リソースへのリストをマークダウン形式で記載できるようになりました。設定が行われると、ユーザはHelpドロップダウンメニューからリストへアクセスできるようになります。

セクション単位での機能

ダッシュボード、視覚化およびExplore

  • Table-Nextの改良 (ベータ機能)
    • グローバル・テキスト・フォーマットをコントロールできるようになりました。例えば、レコードのフォント・サイズ、ヘッダーのフォント・サイズ、ヘッダーの文字色、ヘッダーの背景色および、ヘッダーの文字配置
    • セル内での視覚化サポート
  • Alerts機能の改良 (ベータ機能)
    • カスタム・タイルに対するアラート設定
    • アラート・作成時におけるテーブル計算の利用が可能
    • 他のユーザが作成したアラートの購読。本機能を利用するためには、アラートがパブリックとなっているかつ、ユーザがview_alertsパーミッションを持っている必要があります。

プラットフォームおよび管理者機能

  • 🛠 JARの依存関係 特定のJavaクラスは分割されました。これにより、アップデートするためには2つJARファイルをダウンロードし、インストールして頂く必要があります。Learn more.
  • “Legacy Rendering”機能は完全に廃止されました。
  • 埋込イベント.
    • look:readyおよびexplore:readyイベントが追加され、exploreおよびクエリーが読み込まれたことを検知可能となります。
    • ダッシュボード埋込イベントにstatusが追加されタイルの生成の成否に関わらず結果がわかるようになりました。
  • コンテンツ・キュレーションの改良 (ベータ機能)
    • ユーザの組織において、すべてのボードを閲覧、スクロールおよびソートが可能になりました。
    • ユーザのパーソナル・フォルダーがブラウズメニューおよびサイドバー上に表示されるようになりました。
    • 以前にデフォルト・フォルダー(default folder)として設定されていたフォルダーは引き続き、サイドバーに表示されます。
    • 開発者がLookMLダッシュボードをブラウズ(Brose)メニューおよびサイドバーに表示されるように設定可能となりました。

LookML および開発

  • ⚗ リモート・プロジェクト・インポートが正式リリースされました。
    • “Project Import”機能は、実験機能から削除されました。
    • ローカルでメンテナンスされているプロジェクトのインポートについては、引き続き“Local Project Import”として、実験機能に残ります。

データベースサポート

  • Snowflake: データベース・スキーマ情報取得用に外部テーブル・データベースオブジェクトのサポートがスキャンされるようになりました。SQL RunnerおよびLookMLのView生成機能にて表示されます。
  • Aster Data. Aster Dataが部分的に廃止されます。コネクション・パネルのDialectのドロップダウンにて選択ができなくなります。 既存のAster Dataコネクションは引き続き動作します。
  • Microsoft SQL Server 2005. MS SQL 2005はサポート対象外となりました。
  • XtremeData. XtremeDataはサポート対象外となりました。
  • Qubole Presto および Qubole Quantum. JDBCドライバーのバージョンが2.0.2へアップグレードされ、断続的なNullPointerExceptionエラーの発生が修正されます。Learn more.
  • Oracle および Oracle ADWC. Oracle JDBC Thin Driverのバージョンが18.3となりました。
  • Only Oracle ADWC. TNSエイリアスをホスト名として利用するためにJDBCの接続文字列フォーマットが変更されまいした。加えて、Oracle Walletsと接続するために、TNS_ADMIN JDBCパラメータが利用されます。
    • Example:
      jdbc:oracle:thin:@dbname_high?TNS_ADMIN=/path/to/wallet/directory

一般的な機能改良およびバグフィックス

スケジューリングおよびダウンロード

  • ストリーミング結果におけるすべてのフォーマットタイプは適用されていませんでしたが、反映されるようになりました。注: JSON detailフォーマットは引き続き適用されませんが、これは仕様です。
  • 開発モードおよび、ユーザがコンテンツのベースとなるモデルに対しての開発権限がない場合に、特定のLookが実行されない問題が修正されました。
  • ユーザーが開発モードで、開発モード外ではデータが返却される場合でも、モデルに開発者がアクセスできない場合にスケジュールが失敗する問題を修正しました
  • スケジューラスレッドがゼロに設定されている場合、他のノードにスケジューラスレッドがあったとしても、スケジュールディスパッチャーがマスターノードで実行されない問題を修正しました。
  • Lookerがデフォルトの3つの無制限の実行スケジューラスレッドで開始されていた問題を修正しました。
  • 複数のイベントが同時に発生して失敗した場合、スケジュールとアクションを再試行するようになりました。

プラットフォームおよび管理者機能

  • セッション管理者パネルに明確化するテキストが追加されました。動作に変更はありません。

データベースサポート

  • Google Cloud Spanner. JDBCドライバーがJavaインスタンス化例外を発生させる問題を修正しました。
  • Netezza. SQL RunnerがINFORMATION_SCHEMA.VIEWSに加えて、INFORMATION_SCHEMA.TABLESからデータベース・オブジェクトを表示するようになります。Schema and Tablesサイドバーから、本テキストは非表示になります。
  • Snowflake. SQL Runner DescribeコマンドがSnowflakeテーブルをスキーマにスコープしないため、デフォルトスキーマ外のテーブルの取得が失敗する問題を修正しました。

埋込分析

  • iFrameメッセージを通じてLookのフィルターを更新した際にエラーメッセージが表示されていた問題を修正しました。
  • ホワイトラベル機能を利用し、Lookerを参照しないように設定していたにもかかわらず、失敗したスケジューリングがLookerを表示していた問題を修正しました。
  • ブラウザーでPNGファイルをダウンロードした際にホワイトラベルfaviconが表示されていた問題を修正しました。
  • Looksに対してiFrame内の埋込メッセージを通じて数値フィルターがセットできるようになりました。
  • 埋込ダッシュボード編集中に”ここから探索(Explore from Here)をクリックしても新規タブが表示されない問題を修正しました。

セキュリティ

  • 非表示設定されているユーザ属性がサーバー・ログに出力されている問題を修正しました。
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