本記事はこちらのHelp Centerの記事の日本語版となります。
既にTechnical Contactの皆様には別途ご連絡がいっております通り、Lookerは、より優れたスケーラビリティと信頼性をユーザーの皆様に提供するため、2020/11/1より順次 次世代ホスティングインフラへの移行を行っていきます。
こちらの移行に伴い、お客様側の環境設定について一部変更を実施いただく必要がございます。
大変お手数をお掛けしますが、下記にて必要な変更点をご確認の上、ご利用中の処理に影響が出ないよう 2020/10/31までに 必要な設定変更を実施いただけますよう宜しくお願い致します。
内容についてのご質問やサポートが必要な場合は、Livechat, help.looker.com または担当のLookerチーム (担当営業・CSM・プロフェッショナルサービス) へご連絡ください。
もし、現状Lookerをデータベースに接続する際に IPアドレスホワイトリスト及びSSHトンネルの設定を実施されている場合、次世代Lookerインスタンスの新しいIPアドレスをご登録いただく必要があります。
Enabling secure database access のページを参考に、Lookerインスタンスがホストされているリージョンに紐づくIPアドレスをご確認ください。新しいIPアドレスは Instances Hosted on Google Cloud Platform (GCP) または Instances Hosted on Amazon Elastic Kubernetes Service (Amazon EKS) の下に記載されています。
日本のお客様につきましては以下のIPアドレスが対象となります。
GCP : 日本、東京(asia-northeast1)
34.84.255.194
35.243.85.184
AWS (Amazon EKS) : アジア太平洋地域(東京)(ap-northeast-1)
54.250.91.57
13.112.30.110
54.92.76.241
IPホワイトリスト及びSSHトンネルの設定にて上記のIPアドレスを許可するように設定してください
(任意) インスタンスのアップグレードが完了後、古いIPアドレスを削除してください 古いIPアドレスはそのまま残していただくようお願いいたします
上記のデータベース接続と同様に、もし3rdパーティーサービスとの接続においてIPアドレス制限をかけられている場合、次世代Lookerインスタンスの新しいIPアドレスを許可していただく必要があります。
代表的な例としてはGitHub (Enterprise)や、ローカルのAction Hubサーバーが考えられます。
ブラウザからのLookerへのアクセスについては特に変更はなく、そのままお使いいただくことが可能です。もしLooker APIを利用されている場合は、一部設定の変更が必要となります。
もし前セクションの custom API host URL を利用されない場合、API処理の中で指定されているポート番号を 19999
から 443
へ更新いただく必要があります。
※ こちらの方法は、実際にインフラがアップグレードされるタイミングで変更を行っていただく必要があるため、サービスの一時中断が余儀なくされます。そのため基本的にはカスタムAPI host URLのご利用を推奨致します。
次世代ホスティングへのアップグレード時に、すべてのPDT (永続的派生テーブル) が再作成されます。
これにより、データベースに一時的に負荷がかかる可能性がありますのでご注意ください。